この記事の結論
練習の成果は、勝敗や走った量だけでなく、狙った行動が試合のどの場面で現れたかを記録します。「首を振る」「支えを作る」など一つの課題を選び、できた条件と使えなかった条件を比べましょう。
目次
練習した行動を言葉にする
「パスが上手くなる」では範囲が広く、何を確認すればよいか迷います。「受ける前に近い相手を見る」など、試合中の一瞬に対応する行動へ分けます。
勝ったから全部良くなった、負けたから成果がないと判断しないことが大切です。相手や出場時間が違えば、課題を試す機会の数も変わります。
機会と実行を分けて残す
例えば受ける前の確認を見たいなら、その場面が何回あったかと、確認できた場面を分けます。回数を正確に数えられない場合は、代表的な一場面をメモするだけでも構いません。
できなかった理由は、忘れた、余裕がなかった、別の判断が必要だったなどに分けます。すべてを意識の低さとまとめず、練習条件が試合へ近かったかも見直します。
次回の条件を一つ変える
練習ではできて試合で使えないなら、守備の圧力、方向、味方の動きを一つ加えます。課題を増やしすぎず、変更した条件で判断できるかを確かめます。
記録をチームで共有する場合は、順位付けより練習の相談に使います。できた例も残して、何を続けるかと何を変えるかの両方を決めましょう。
機会の数を先に数える
支えを作る課題なら、実行した回数だけでなく支えが必要だった場面数も記録します。架空の例で、機会が一回の日と六回の日を同じ成功数だけで比べないようにします。
状況に合わせた見直し方
起きやすい失敗例は「勝った試合だから練習課題も身に付いたと判断した」です。課題の場面を一つ選び、できた条件と見送った理由を本人と確認します。
場面ごとの確認と次の行動
| 場面・条件 | 確認すること | 次の行動 |
|---|---|---|
| 練習前 | 狙う一つの行動 | 短い言葉にする |
| 試合後 | 機会と実行 | 代表場面を残す |
| 次の練習 | 使えなかった条件 | 一条件だけ加える |
確認すること
- 行動を一つ選ぶ
- 機会と実行を分ける
- 成功例も残す
よくある質問
数字を細かく取らないと意味がない?
目的に合う一場面でも振り返れます。記録の負担を増やしすぎず、次の練習を選べる情報を残しましょう。