この記事の結論
画面作業の休憩では、別の画面を見るだけで終えず、視線を画面から外すことと、同じ姿勢から離れることを意識します。作業の途中に入れられる小休止と、まとまった作業休止を分けて考えましょう。
目次
スマートフォンへの持ち替えを見直す
パソコンを閉じても、すぐスマートフォンを見続けると画面を注視する時間が続きます。遠くの景色へ目を向ける、目を閉じるなど、画面から離れる時間を先に作ります。
厚生労働省の情報機器作業のガイドラインも、画面作業を一旦止めて視線や姿勢を変える作業休止を説明しています。視力を回復させる方法としての案内ではありません。
体を動かす案は作業環境に合わせる
立って飲み物を取りに行く、別の作業へ移るなど、実際にできる動作を選びます。立位が難しい人も、無理のない範囲で姿勢を変えるなど、自分の条件に合わせて考えます。
椅子の周囲が狭い、床にコードがある場合は、まず動ける環境を整えます。机の前で大きな動きをする必要はありません。
休止の取り方を職場と共有する
目や体の負担を減らすための作業休止と、勤務上の休憩時間は同じ扱いとは限りません。自分で中断しにくい作業では、仕事の配分や別作業への切り替えを担当者と相談します。
休止後に戻る作業を一行残す
途中で離れにくいなら、「次は表の合計を確認」のように再開点を残します。作業を忘れないために画面を見続ける必要を減らす工夫です。休止中のメール確認を新しい仕事の入口にせず、戻った後に扱う物として分けておくと、画面から離れる目的が明確になります。
目と姿勢で同じ対策とは限らない
椅子から立っても手元のスマホを見続けるなら、視線は近くの画面へ向いたままです。逆に遠くを見ても姿勢が固定されている場合があります。何から離れたいかを確認し、視線を外す動作と無理なく姿勢を変える動作を、作業環境に合わせて選びましょう。
画面作業から離れる行動例
| 場面 | 確認すること | 決めること |
|---|---|---|
| 視線 | 近くの画面を見続けていないか | 遠くを見るなど注視を止める |
| 姿勢 | 同じ形が続いていないか | 無理なく姿勢や作業を変える |
| 仕事の配分 | 自分で中断できるか | 作業休止の取り方を相談する |
作業環境に合わせる例です。見えにくさや痛みが続く場合は休憩の工夫だけで済ませず相談します。
確認すること
- 遠くを見るなど注視を止める
- 無理なく姿勢や作業を変える
- 作業休止の取り方を相談する
よくある質問
休止中も仕事の資料を読んでよい?
画面注視や同じ姿勢が続くなら、休止の目的を満たしにくくなります。どの負担から離れたいかを考え、異なる作業や過ごし方を選びましょう。