RPEとは?運動のきつさを記録して練習を振り返る方法

運動とケアを数字で考える。ダンベル、水のボトル、記録用のクリップボードを並べた写真

この記事の結論

RPEは自分が感じる運動のきつさを表す指標です。使う尺度や質問の仕方で数字の意味が変わるため、指導者と基準を揃えて記録します。痛みの強さや、筋トレの残り回数とは区別して扱いましょう。

目次
  1. どの尺度を使うかを先に決める
  2. 距離や時間と並べて残す
  3. 数字を良く見せるために書かない
  4. 数字を書くタイミングをそろえる
  5. 練習メモの読み取り例
  6. 一行メモの項目
  7. 確認すること
  8. よくある質問
  9. 運動後の脚ケアに、コンプレッションブーツ

どの尺度を使うかを先に決める

きつさを表す数字には複数の形式があります。違う尺度で書かれた「7」を、同じ強さとして比較しないことが大切です。チームや指導者が使う説明を確認し、同じ基準で続けます。

運動全体のきつさを聞いているのか、一つのセットや呼吸のきつさを聞いているのかも揃えます。筋トレで使う「あと何回できそう」という見方を、そのまま全ての運動へ置き換えないようにします。

距離や時間と並べて残す

同じ距離や重量でも、日によってきつさが違うことがあります。練習内容とRPEを並べておくと、外から見た運動量と本人の感覚を一緒に伝えられます。

暑さ、睡眠、仕事の予定なども短く残すと、数字が変わった背景を考えやすくなります。一回高かっただけで病気やオーバートレーニングと断定せず、必要な場合は体調も含めて相談します。

数字を良く見せるために書かない

低い数字を書く方が強い選手というものではありません。自分の感覚を正直に残すことで、次の練習を調整する材料になります。集団の前で言いにくい場合は、個別に伝える方法を決めます。

痛みやめまいなどの症状は、RPEの数字にまとめず別に伝えます。きつさが低いから症状を無視してよいとは考えず、その場の活動を止める判断と必要な相談を優先してください。

数字を書くタイミングをそろえる

同じ運動でも、最もきつかった瞬間に付けた数字と、終了後に全体を振り返って付けた数字は意味が異なります。種目ごとのきつさを知りたいのか、一回の練習全体を比較したいのかを決め、記録する時点をそろえます。使用する尺度も同じにしましょう。

RPEには複数の尺度があるため、アプリやチームの用紙に合わせます。0〜10の記録と別の尺度の記録を、数字が同じだから同程度と並べないことが重要です。他人の数字と競争するのではなく、自分の条件の変化を探す材料として使います。

練習メモの読み取り例

たとえば同じコースと時間のジョグでも、ある日は楽に感じ、別の日は非常にきつく感じることがあります。気温、睡眠、仕事の負担、体調などを一言添えると、ペースを上げたせいなのか、条件が違ったのかを相談しやすくなります。RPEだけで原因を診断できるわけではありません。

記録から次を決めるときは、「きつかったから必ず休む」「低かったから必ず増やす」という機械的な使い方にしません。実際の動作や体調も確認し、必要なら指導者と予定を調整します。継続できる短い記録で十分です。

一行メモの項目

項目 書くこと 注意
実施内容 時間・距離・主な種目 省略しすぎない
きつさ 合意した尺度で記録 他の尺度と混ぜない
補足 体調と環境 症状を数字に埋めない

チームで集める場合は、入力した情報が何に使われるかも共有します。高い数字を出すと叱られる仕組みでは、正確な申告が難しくなります。記録は選手を順位づけするためではなく、練習の相談を具体的にするために使いましょう。

確認すること

  • 使う尺度を揃える
  • 何のきつさを聞くか確認する
  • 練習内容と一緒に記録する
  • 症状は別に伝える

よくある質問

人と同じ数字なら同じ運動量ですか?

主観的な指標なので、そのまま同じ量とはいえません。自分の中で条件を揃えた変化を見る材料にします。

心拍計があればRPEは不要ですか?

機器の数字と本人の感覚は異なる情報です。どちらかだけで全てを判断せず、目的に合わせて使います。

参考情報

  1. 米国CDC:身体活動の強度を測る方法(英語)
  2. KIOKOP PRO 公式商品情報
  3. KIOKOP PRO 取扱説明書(装着・操作・使用上の注意)

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