この記事の結論
レップは動作の繰り返し回数、セットはそのまとまりです。重量、動かす範囲、休憩も負荷の感じ方に関わるため、「10回を3セット」という数字だけではメニュー全体を判断できません。
目次
回数とセットを別々に読む
スクワットを8回行うまとまりを1セットとし、休憩を挟んで合計2セット行うなら、8回×2セットと表します。合計は16回です。片脚ずつの種目は左右それぞれを数える場合があるため、メニューの作成者が何を1回としているか確認しましょう。
ウォームアップの軽いセットと、予定した重さで行うセットは記録を分けます。全てを同じ欄にまとめると、前回から実際に何が増えたか分からなくなるためです。
同じ回数でも条件が違えば負荷は違う
重い物を8回持ち上げる場合と軽い物を8回動かす場合は同じではありません。動かす範囲、補助の有無、反動、休憩時間も揃えなければ、数字だけを比較して進歩とは判断できません。
マシンを変更した場合は、その機器名も残します。表示重量が同じでも構造が違うため、別の機器で軽く感じたことを筋力向上の証拠にしないようにします。
記録は次回の判断に使える形にする
まず種目、重量、各セットの回数、休憩を残します。予定した10回に届かなかったときは、実際の回数をそのまま書いてください。帳尻を合わせるために後から反動で回数を足す必要はありません。
次回は同じ条件で行えたかを確認し、変えるなら一つの項目から検討します。重量もセット数も同時に増やすと、どの変更が負担だったのか追いにくくなります。
「10回×3セット」を実績へ書き直す例
予定が10回×3セットでも、実際が10・9・8回なら記録はそのまま「10/9/8」です。合計27回という数字だけにすると、後半のセットで回数が下がったことが見えません。重量、休憩、動作の範囲を隣へ書けば、次回は重くするより条件を揃えるべきか検討できます。
ダンベルの重量は「片手8kg」、片脚種目は「右8回・左8回」のように単位を補います。自分には分かる省略も、トレーナーへ渡すと解釈が変わることがあります。回数の足し算をする前に、何を一回・一セットとして記録したかを揃えましょう。
記録の読み方の例
| 表示 | 意味 | 合わせて残すこと |
|---|---|---|
| 8回×2セット | 8回のまとまりを2回 | 各セットの実績 |
| 左右各8回 | 左右を別々に8回ずつ | 左右の順番と補助 |
| 重量を変更 | 同じ種目の重さを変更 | 動作範囲と余裕 |
この表は表記の例であり、全員に勧める回数設定ではありません。
確認すること
- 片側・両側の数え方を確かめる
- 準備のセットを分ける
- 未達の回数も実績のまま残す
よくある質問
合計回数が同じなら同じ練習ですか?
同じとは限りません。1セットの回数、重量、休憩、動作などの組み合わせが異なります。