この記事の結論
掃除や洗濯などの家事も、体を動かした分は身体活動に含まれます。ただし、家事を始めてから終えるまでを全部同じ運動量として数えず、動く作業と待つ時間を分けて振り返ると実態が分かります。
目次
身体活動は運動だけではない
厚生労働省は、身体活動を運動と生活活動に分け、家事や通勤なども生活活動に含めています。ジムに行けない日でも、何も動いていないと決めつける必要はありません。
一方で、家事をしたから筋力や持久力のトレーニングがすべて足りたと結論づけることもできません。内容や強さが異なるためです。
動作の多い部分を大まかに残す
洗濯なら洗濯機の運転時間ではなく、衣類を運ぶ、干す、取り込むといった場面を記録します。料理も立って待つ時間と、材料を運んだり片付けたりする時間では内容が違います。
正確な消費カロリーに換算するより、家事の多い日と座る時間が長い日を見分ける材料にしましょう。
活動量のために家事を増やさない
重い物を余分に運ぶ、高い場所を無理に掃除するなど、運動目的で家事の危険や負担を増やす必要はありません。家族と分担し、疲れが残る日は休憩を確保します。
同じ家事名でも実際の動きを分ける
「洗濯一時間」と書く代わりに、衣類を運ぶ、干す、取り込む、機械が止まるのを待つ、と場面を分けます。全てを分単位で測る必要はなく、主に動いた作業だけ残せます。歩数が少なくても両手を使う片づけなどがあったなら、その内容を一言添える方法があります。
忙しい家事の日は追加予定を見直す
掃除と買い出しが重なった日に、運動記録が少ないからと別の活動を自動的に追加しないようにします。家事を増やして活動量を稼ぐのではなく、必要な作業を安全に分担し、休憩を取れるかを確認します。次の日へ影響した作業があれば、量や運び方、担当を見直す材料にしましょう。
家事を振り返る記録例
| 場面 | 確認すること | 決めること |
|---|---|---|
| 洗濯 | 運ぶ・干す・取り込む時間 | 機械が動く時間を分ける |
| 掃除 | 実際に動いた場所と時間 | 途中の休憩も残す |
| 買い物の片付け | 運ぶ量と負担 | 翌日の予定に無理を足さない |
日常活動を把握する例で、家事の消費カロリー表ではありません。
確認すること
- 機械が動く時間を分ける
- 途中の休憩も残す
- 翌日の予定に無理を足さない
よくある質問
歩数が増えない家事は活動に入らない?
歩数だけではすべての動作を捉えられません。道具を使う作業なども内容をメモし、端末の数字だけで判断しないようにします。