この記事の結論
食塩相当量は、食品に含まれるナトリウムを食塩の量へ換算した表示です。調理で加えた塩だけを示す数値ではありません。複数の食品を食べる場合は、実際に食べる量へそろえて一食分を確認します。
目次
ナトリウムと同じ数字ではない
消費者庁の資料では、ナトリウム量を食塩相当量へ換算する式が示されています。ナトリウムのmg表示を、そのまま食塩相当量のg表示と比較しないようにします。
換算はナトリウムmgを1,000で割り、2.54を掛けます。既に食塩相当量と書かれている数値へ、さらに同じ換算を行わないでください。
一食の食品を同じ単位で足す
主菜だけでなく、汁物、漬物、ドレッシングなども合わせます。一包装分の表示を全部食べるのか、半量を使うのかによって計算が変わります。
仮におかずが1.2g、汁物が1.0g、追加の調味料が0.3gなら、合計は2.5gです。これは足し算の架空例で、勧める食塩量や特定商品の数値ではありません。
運動した日も自己流で増減しない
汗をかいたから食事の塩分を無制限に増やす、といった使い方はしません。補給の必要は活動条件などで異なり、普段の食事と飲料も含めて考える必要があります。
医療者から食塩について指示がある人は、その目標と計算方法を優先します。汁を残した量から正確な食塩量を差し引くことが難しい場合は、食べた状況も一緒に伝えます。
ナトリウムから換算する仮例
ナトリウム400mgなら、400÷1,000×2.54=食塩相当量1.016gです。これは表示を読む算数の例で、推奨摂取量ではありません。手元の商品に食塩相当量が既にある場合はその値を使い、もう一度2.54を掛けないようにします。
一食の合計で見落としやすい物
弁当だけを記録し、追加した汁物やドレッシングを抜かしていないか確認します。別袋の調味料が本体の表示へ含まれるかは説明を読み、分からなければ二重に足すことも避けます。食べ残した汁の量から塩分を厳密に逆算せず、残した事実を記録へ添えます。
単位をそろえる確認表
| 表示 | すること | 注意点 |
|---|---|---|
| ナトリウムmg | gへ直して2.54を掛ける | 単位を消さない |
| 食塩相当量g | 食べる量へ合わせる | 再換算しない |
| 一食の合計 | 各食品を足す | 調味料も確認 |
表示上の数値を整理するための表です。個人の摂取目標はこの計算だけでは決まりません。
確認すること
- ナトリウムか食塩相当量かを読む
- 実際に食べる量にそろえる
- 調味料を足し忘れない
よくある質問
食塩不使用なら食塩相当量もゼロですか?
食塩を加えていなくても原材料由来のナトリウムなどが含まれる場合があります。前面の表示だけでなく、栄養成分表示を確認します。