この記事の結論
作り置きは、完成した料理を大量に作るだけでなく、主食・主菜・副菜の候補を小分けに準備すると使い回しやすくなります。保存方法と食べる順番を先に決め、作った日から何日でも食べられるとは考えないことが大切です。
目次
二日分の食事を書いてから作る
月曜の夕食と火曜の昼食など、実際に使う場面を決めます。ご飯、魚のおかず、野菜料理を別々に用意すれば、組み合わせや量を食べる時に調整できます。
主菜ばかり大量に作ると副菜が不足しやすくなります。料理名の一覧に加え、主食・主菜・副菜のどこへ入るかをメモしておくと、偏りを見つけやすくなります。
保存は調理の続きとして行う
調理が終わった食品は清潔な器具で小分けにし、適切に冷蔵・冷凍します。大きな鍋のまま長時間置いて冷めるのを待つ方法では、中心が冷えにくい場合があります。
厚生労働省は残った食品を浅い容器に小分けし、早く冷えるようにすることを案内しています。容器には料理名と調理日を書き、保存の判断を記憶だけに頼らないようにします。
翌日に手を加える範囲を決める
野菜料理はそのまま添え、主菜を替えるなど、全てを作り直さずに変化を付けます。温める分だけ取り出すと、同じ容器を何度も出し入れする手間も減らせます。
保存日数を一律に決めるより、食品・調理・温度の条件を確認します。保存状態が分からない物や不安のある物は、味見で安全を確かめようとせず処分してください。
食材を共通にして料理の形を変える
献立例として、一日目はご飯・魚料理・青菜、二日目はご飯・豆腐料理・野菜スープとします。青菜を買う場合も、全量を同じ味の完成品にせず、使う料理に応じて準備を分けられます。この例は保存可能な日数の保証ではなく、同じ材料を違う役割の料理へ使う設計です。
予定が変わった日の処理まで決める
外食が入り作り置きを食べない日は、食べる予定の変更を容器や在庫メモへ反映します。昨日作ったことと安全に保存できたことは別です。保存状態が確かでない食品を、再加熱すれば必ず使えるとは考えません。次回は余った量を基に仕込みを減らし、作る量を増やすこと自体を目標にしないようにします。
二日分を組む記入例
| 食事 | 主食・主菜 | 副菜 |
|---|---|---|
| 一日目の夕食 | ご飯と魚料理 | 加熱した野菜 |
| 翌日の昼食 | ご飯と別の主菜 | 保存した副菜を適切に再加熱 |
| 予備の一食 | 冷凍ご飯 | 表示に沿って使う冷凍野菜 |
これは献立の設計例で、全ての料理を翌日まで保存できるという保証ではありません。
確認すること
- 食べる予定を決めてから作る
- 小分けと日付記入を同時に行う
- 保存が不明な物を食べない
よくある質問
冷凍すれば何でも長く使えますか?
冷凍は全ての危害をなくす方法ではありません。冷凍前の扱いが不適切なら安全とはいえず、食品ごとの保存方法と解凍・加熱方法を守ります。